急増する認知症は、10年後の2025年に、65歳以上の5人に1人が罹患。
(厚生労働省)
片付けようにも一人では片付けられない状態に陥ります。
認知症になると、重要書類の片付けなど、価値判断が必要な
片付けはできません。
私が提唱する「大人片づけ」は、まさに大人のための片づけメソッドです。
私の実体験から言うと、親が病気になり、せめて印鑑や通帳などの
重要書類だけでも片づけてもらいたいと思っても、病床に伏す親には
何も言えないのが実情です。
何故かと言うと、「重要書類を何とかして!」などと言えば
「そんなに悪いのか?」「死ぬのか?」と思われるからです。
ですから、親に片づけをしてもらうのは、健康な時がベストなのです。
自分自身も含めて60代後半までに、片づけを済ませておく事が
誰にも迷惑をかけない片づけの理想です。
とは言っても、理想通りに行かないのも人生。
親が高齢になり、モノの山の中で生活している場合もあります。
どうやったら、片づけを進めることができるのでしょうか?
「大人片づけ」では、「ライフメモ」を書くことにより、親の人生を
知り、親が何に思いがあるのかを知る手がかりとします。
簡単な年表です。出生・就職・結婚・出産・転居など様々な人生の
キーワードから年月日を書き起こし、そのエピソードを記入します。
その時の、家族数や家の広さ(4LDKなど)を書くことにより
親の物の変遷を知ることができます。
久しく向き合うことのない親子が、ライフメモを通して親の人生を
語り合うことが、実は片づけを進める強力な推進力となります。
ライフメモは、片づけたくない親に、外側からアプローチする
コミュニケーションツールと言えます。
親の家・大人片づけ・生前整理のまとめは、こちらです↓
http://mbp-tokyo.com/felicia-lab/column/?jid=2472
フェリシアラボ代表 高橋和子
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 5月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
Copyright © 2015 Felicia Lab All Rights Reserved.