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最終編■どうする?親の家一棟分の遺品整理

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高橋和子です。
親が相次いで亡くなり、何一つ手つかずの親の遺品整理を一人で始めた私。
親の家をたたむと言うことは、親の人生を締め括ると言うこと。
その非常に重い役回りを引き受けてしまった実体験を書いています。

借り手がついた親の家を2~3ヶ月後に明け渡すことになり、
最終的には、回収業者に頼むことに。
業者が入る前に、形見分けと残しておくものの選別をしなくてはならず
親との別れを悲しんでいらない状況でした。
親が亡くなってから、遺族がやらなくてはならない手続きは90もあるそう。
その手続きをこなしながら同時進行で、親の家をたたむ作業。
あの頃を振り返ると、精神的にも肉体的にもめいっぱいだったと思います。
回収業者が入る前に、取っておくものだけを兄弟と私の自宅に
運ぶ手配をしました。引越し業者に事情を話して、引越しに向かう車に
積み込んでもらい費用を節約しました。
なのに、遺品回収業者の存在すら知らなかった私は、
知人に紹介された業者に、見積もり合わせもせず決めてしまいました。
信頼できる業者ではありましたが、料金も含め比較することが
大切だと後になって反省しました。

遺品整理当日
朝8時から大型トラックが何台も来て、作業員7名で、
3Fから1Fと順にどんどん荷物を降ろして、トラックに積み込みました。
親の遺品がゴミとなって積まれていくさまは見るに絶えず
「これでよかったのか!」と湧き上がる後悔の念を押えることが
できませんでした。
3時間ほどで、親の家はポッカリ穴の空いた空間だけの家になり、
遺品の回収料金は、全部で65万円。高いのか安いのかさえ
分からない状態でした。あれから、7年経ち、今の回収料金は、
100万円くらいとも言われています。

遺品整理をする子どもの気持ち
物がたくさんあった時は、何で整理をしてくれなかったのかと
親のことを思いました。
全てなくなってみると、もっと違うやり方があったのではと
悲しい気持ちになりました。
親の遺品整理をする子どもの心は複雑です。
子どもや遺族にこんなに悲しい思いをさせないためにも、
自分の家の片づけをすることが大切です。
この後、親の家は、ハウスクリーニングされて、
新しい住人を迎えました。
空き家で置いておくよりも、家がいきいきしていることを感じて、
賃貸に出したことを良かったと思えました。
親の家の遺品整理をしてみて思うことは、これで良かったとの
答えがないと言うこと。
あれから7年。私はこの実体験を人様の前で語りながら、
親の人生を締め括る大役を果たせた自分を自分で褒めています。
たぶん、親たちも喜んでくれていることと。
実家の片づけを書き始めて、4年になりました。自分の親の家のことは、
色々な感情が湧き上がって、なかなか書けませんでした。
総括して言えば、元気なうちに自分の家は自分の手で片づけよう!と
言うことです。
子どもに迷惑をかけないと言う考え方ではなく、子どもに悲しい思いを
させないための親の家大人片づけを提唱しています!
片づけ上手塾エグゼカレッジ表参道校代表理事
著者:高橋和子


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